皆さん、こんにちは。Slackと組織コミュニケーションの専門家、ラボラティック株式会社でCEOを務めている、野口麗奈です。
組織コミュニケーションと向き合う弊社。 お客様と話すとき、そもそも、組織コミュニケーションとは何か? から僭越ながらお話しすることも多いです。 「何を今さら」 と怪訝な顔をされる方も多いです。お叱りを受けることもあります。 偉そうに聞こえることもあるのかもしれません。 それでも、私たちは組織コミュニケーションとは、をお伝えしています。
なぜなら、以下の問いに、明確に答えられないことが多いからです。
問1:「組織コミュニケーション」とは?
当たり前に使いますが、皆さんは、その定義や意義、すぐに言えるでしょうか? 実は、明確な定義があります。
問2:「組織コミュニケーション」の目的や意義は?
組織でなぜコミュニケーションをするのか? これも、そんなの当たり前、と言われそうですが、意外と即答は難しいのです。こちらも、5つの目的や意図があります。
問3:「組織コミュニケーション」が成立しているとは?
コミュニケーションには、目的が伴います。では、その目的を達成するとはどういうこと? そのために必要な要素とは? こちらも、実は定義されているプロセスモデルがあります。
さて、まずは、この3つの問いについて、皆さんは、どんな答えを持っているでしょうか?
では、この3つの問いについて、あなたの会社の同僚は同じ見解を持っているでしょうか?
弊社は、このような問いに対して、「学術的」と言うとかっこいいですが、ある種の教科書的な答えを用意し、お伝えしています。
「教科書的」な答えは、どこか退屈な印象を持つかもしれません。しかし、私は「教科書」となる一般的な見解を大事にしています。 なぜなら、「社長の私見」なのか「一般的な見解」なのか、によって受け止められ方も違うでしょう。
そのためにも、「一般的な見解」を提供することが有益だと考えているのです。
もったいぶった内容を書きました。 「で、正解は?」と急ぐ人もいるでしょう。 Chat GPTに聞く人もいるかもしれない。 タイパ話を持ち出されるかもしれない。
しかし、皆さん、まずは5分ほど、自分の答えを考えてみてはどうでしょうか? 自分の答え、間違えたくない? いいえ。ここに間違いはありません。テストではないです。 考えれば、そこに気づきがあるだけ。 まず、自分で考えるから、自分なりの見解があるから、深まるのです。 自分の考えを出してみて、教科書と何が違うのか? を知る。理解する。 それは、今の自分の思考を知ることにもなります。
知識は、聞けば返ってくる時代になりました。 しかし、だからこそ、人間は思考を求められると思うのです。 そう、考えた者が勝つ時代になる、と言い換えることもできそうです。
組織コミュニケーションについて知りたい、語りたい皆様がいらっしゃれば、ぜひ、弊社まで。
(記:ラボラティック株式会社:野口麗奈)