Slackと組織コミュニケーションの専門家、ラボラティック株式会社でカスタマーサクセスを担当している小坂です。
今回は「Slack利用指針」について、お話しします。
皆さんがチャットツールとしてSlack導入を決めたとき、「Slackを使うことで実現したい目的」があって、その目的を達成するために、使い始めたのではないかと思います。
例えば、
・従来のメールによるコミュニケーションから転換することで、コミュニケーションにかかる負荷を軽減したい
・限られたメンバーでやりとりするのではなく、もっとオープンに活発な意見交換ができる場を作りたい
など、さまざまな目的をもっていらっしゃるのではないでしょうか。
弊社は「NEWORG」というSlackのチャットデータを活用したサービスを提供しており、弊社のお客様のほとんどがSlackを利用されています。
お客様から「目的をもってSlack利用を開始したものの思ったようにいかない」「どのように社内に浸透させて良いか分からない」等の課題を感じているとお伺いすることが良くあります。
逆に、Slackの運用がうまくいっているお客様には、ある共通点があることに気がつきました。それは自社の「Slack利用指針」を定めていることです。
「Slack利用指針」を定め、それを社内周知することで、何を目的にしているのか共有することができます。さらに「こんなこと投稿して大丈夫かな?」「これはどのチャンネルに書いたら良い?」「あまり関わりない人の投稿にコメントしたりスタンプつけて良いの?」など、Slackを利用する上で生じる疑問を解消することができ、社内全体にスムーズに浸透させていくことができます。
利用指針で定めた方が良い項目について、いくつかご紹介します。
- Slack利用目的
- Slack利用の心構え(マナー、誹謗中傷はしない、雑談歓迎など)
- Slack利用のルール(DM/プラベートチャンネルの運用、パブリックチャンネルの推奨、メンションの使い方など)
- チャンネル作成および運用ルール(作成目的、責任者、命名ルールなど)
- Slackで扱う情報(機密情報など制限がある場合は明記する)
- 困った時の問い合わせ先(専用のチャンネルを作成しても良い)
まずは、自社の「Slack利用指針」を定めて運用を開始しましょう。利用指針は最初から完璧でなくても構いません。運用していく中で、必要な項目を付け加え、逆に不必要なものは削除して、現状に合った形に随時改訂を重ねていくことが望ましいと思います。
最後まで、お読みいただき有難うございました。
まだ「Slack利用指針」がないのであれば、この機会に、作成してはいかがでしょうか?既に利用指針を定めていらっしゃるのであれば、この機会に項目の見直しをしてみても良いかと思います。
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