【PressRelease】ラボラティック株式会社、コミュニケーションを数値化して提供するデータ・施策プランの提供を開始

【PressRelease】ラボラティック株式会社、コミュニケーションを数値化して提供するデータ・施策プランの提供を開始

〜独自のコミュニケーションフレームワークでビジネスチャットデータを分析し、組織開発を促進する〜

ビジネスチャットツールSlack(スラック)のデータを活用した、組織マネジメント支援を推進するラボラティック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:野口麗奈)は、Slackの組織のコミュニケーション状態を解析・数値化した上で施策を提案するサービス「NEWORG(ニューオーグ)データ・施策プラン」の提供を、2023年3月1日より正式に開始します。

2024年には300億円になると言われるビジネスチャット市場のデータを、組織運営の鍵となる動的データとして活用するには?

ビジネスチャット市場は、年々その規模を伸ばしており、2019年度は105億6000万円と、約100億円にまで拡大したとの報告があります。さらに、今後も拡大し続けると予想されており、2024年には300億円にまで達する予測も存在します。しかし、これらのチャット市場の拡充と、実際の定着には大きな乖離があることも事実です。ビジネスチャットの導入により、より迅速かつオープンなコミュニケーションの場を創出し、社内の意思決定を促進したり、組織の壁を下げ、イノベーションを推進したい企業は数多く存在します。

ビジネスチャットでの日々のコミュニケーション状況には、企業の人的資本開示などに寄与するデータも多く存在していることを踏まえ、当社では、2022年12月に、人的資本データプランをリリースしました。人的資本データプランが、お客様のご要望に合わせたご提案プランであったのに対し、本プランは、当社にてコミュニケーションのフレームワークを定義し、よりお客様の組織でコミュニケーション分析を円滑かつ迅速に推進が叶う運用を実現しています。

そのコミュニケーションは、相手に伝わったのか? 組織コミュニケーションを独自のフレームワーク(深度と幅)で数値化し把握

組織のコミュニケーションには、フレームワークが存在します。感情表現と呼ばれる雑談などから、大事な方針を提示したり、相手を説得・提案したり、時には、メンバーとフィードバックを送り合うことも、組織コミュニケーションの目的や機能と言われています。また、組織のコミュニケーションには、メッセージの送り手と受け手が存在すると言われますが、相手に伝えたい意図が「伝わった」という観点までを踏まえて、コミュニケーションは成立したと定義されています。しかし、そもそもメッセージの送り手が設定した受け手に正しく意図が伝わったかどうかは、受け手から「受け取ったというサイン(フィードバック)」なしには確定できません。ビジネスチャットのコミュニケーションは、元来、発信者と受信者のやり取りを確定しやすいことが特徴です。また、同じ場所に参加しているメンバーから、前述の受け取ったというサインをスタンプや返信メッセージなどでも受け取ることができ、コミュニケーション状況を数値として理解しやすい利点があります。

組織コミュニケーションは数値化できます。当社では、コミュニケーションを深度と幅の2方向で定義し、深度を4つ、幅を3つの連続する組織活動と設定しています。組織のコミュニケーション活動を連続するプロセスと捉えることで、各プロセス毎に発生しうる課題を導出し、当社の数値的な結果と共に課題の場所と内容を確定させます。本来、深度と幅のプロセス毎に、組織課題も施策も異なるはずですが、多くの場合、仔細なプロセスを定義せずに「コミュニケーション」と包括してしまい、細かいプロセス単位で起きる課題を並列に捉えて解決しようと扱われがちです。しかし、コミュニケーションは意思伝達のプロセスであり、プロセスごとに1つずつ課題を紐づけて解決しない限り、全体解決を見込むのは難しいのです。さらに、組織内には、人材配置の変更や組織自体の変更なども定期的に発生します。このような変更は、組織コミュニケーションの見直しを必要とします。当社の定義したプロセスとデータを活用し、現状、自社の組織コミュニケーションのばらつきや趨勢を確認することで、このような場面において、属人性を排し、客観性と納得性の高い組織コミュニケーション運営・改革の実現が可能です。

実践しやすさをベースにした、データと施策を提供するサービス

本サービスには、従業員の方に追加のアンケート調査などはありません。まずは、従業員の方への負荷は最低限にし、本来の業務に集中していただきたいからです。 ところで、本サービスでは、普段のビジネスチャットデータを量的に分析します。従業員の方のチャットの内容を解析し、内容から状況や改善提案を導出することは、現時点ではあえてご提案していません。行動を起点とした数値と施策は、組織にとって再現性が高く、理解しやすいので、スピーディーに実践しやすい。ですので、チャットデータの内容に踏み込む前に、量的な分析から現状の状況を把握し、行動ベースの施策に落とし込むことを優先しています。私たちが目指すのは、どのような組織でも実践しやすい施策であり、そのためのデータ提供です。 (ラボラティック株式会社 代表取締役:野口)

組織課題を6つの角度から、チャットデータ解析・施策で支援

【マネジメント課題からのアプローチ】

組織サーベイ結果が振るわないチームなどのフォローアップとして、コミュニケーション状況を分析。特にマネージャーとメンバーの関係性などから、結果の真因を数値データで探り、各組織や個人のコミュニケーションプロセスごとの指標と数値をご提案します。たとえば、新卒・中途の人材定着状況や燃え尽き・離退職予防のフォローアップデータとして活用し、迅速かつ納得性の高い数値での対応が実現できます。

【コミュニケーション課題からのアプローチ】

社内の部署間のシナジーが創出しにくい・分断されやすい状況になっていると感じている。より垣根の低いコミュニケーションを目指したいが、現状が把握できていない。オープンなコミュニケーションの実践がされているかといった疑問に数字でお答えします。チーム別にコミュニケーションの深度にばらつきがないかを把握し、どの程度チーム毎に他チームや他部署とのコミュニケーションが成立(成立数と人数の両視点)しているかを確認します。数値により、部署間での連携が社内の相乗効果を創出しやすい施策案を検討可能となります。さらに、現状、ビジネスチャットの利用を推進されている企業も多く存在します。ビジネスチャットツールの活用や浸透状況等を、部署別やチーム別に確認し、定着施策の作成支援をします。部署による利用のばらつきや、利用障壁は異なることも多く、ステップ毎に数値を確認することで、部署の状況等に則した改善案をスピーディーにご提供可能です。

弊社サービス3つの特徴 人とデータに特化し、組織開発を促進するサービス

組織開発に集中してほしい。だから、データ分析から施策までをワンストップで実現

組織開発や改善と言いながら、データ解析などに時間を費やしていては、最も重要な推進力が停滞してしまいます。当サービスは、お客様が安心して、施策案だけでなく、組織状況がどうなるかといったゴールイメージまで描けるよう設計しています。ヒアリングで確認できた課題感と当社の知見を基に、貴社のご状況を踏まえたコミュニケーションデータの数値のご提案と仕様書を策定します。内容について合意いただき、契約締結後に解析を開始の上、納品時には具体的な施策についてもお伝えします。

お問合わせからご契約までの流れ 詳細なデータ説明とレポートで課題と施策までご提示

【NEWORGデータプラン:サービス概要】

価格:10万円〜要見積 販売方法(3月1日開始):サービスサイトよりお問合せください

【会社概要】
会社名:ラボラティック株式会社
本社所在地:東京都中央区
創立:2015年
代表者:代表取締役社⻑ 野口 麗奈
事業内容:Slack社によるビジネスチャットコミュニケーションの解析を通した、組織開発・改善サービスの提供 等
資本金:2億円
主要投資家:アーキタイプベンチャーズ株式会社、株式会社エルテス、株式会社ディープコア、みずほキャピタル株式会社